iGamingの支払い方法としてのジェットオンの概要
ジェットオン(Jeton)はスマホアプリで決済を行うことができる、Eウォレットと呼ばれる電子決済方法のひとつです。ペイズやマッチベター同様に、ほぼオンラインギャンブルサイトでの入出金に特化したネット上だけで取引を行う決済手段。
最新トレンドのスロットやライブディーラーゲームが遊べる日本向けオンラインカジノへの入金と、賞金の払い戻しに使うことができます。
基本概要
- 概略:オンラインショッピングや個人間の送金が使えることにはなっているものの、実質的にはオンラインギャンブル決済専用という側面が強いジェットン。英国金融行動監視機構の認可を受けていて、さらにISO 27001情報セキュリティマネジメントシステム規格を導入しています。つまり、ユーザーはあらゆる犯罪から守られているので、安心して使えます。
- 歴史:2016年にリリースされたジェットオンは、当初からブラウザとモバイルアプリの両方でネット上の資金管理ができるのが特徴。2022年のAIBCドバイアワードにて「決済プロバイダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、国際的に使いやすさが証明されています。
- カジノでの利用:ペイズやベガウォレットほどではないものの、決済に導入するオンラインカジノは増えています。ジェットンを使えば、もちろん入金カジノボーナス報酬を受け取ることもできます。
ジェットオンが使える厳選ゲーミングサイト
ギャンブルでの利用に関して
ブラウザかアプリで使えるという点で、マッチベターと全く同じサービスを提供しています。しかし、ほとんど無料で使えるため、ジェットンの方が優れています。同じく手数料が安いベガウォレットと両方の口座を開設しておくと、対応したオンカジが増えて便利です。
ただしベガウォレットとは異なり、日本在住者がJetonを使うには必ず本人確認書類の提出が必要となります。一般的なオンラインカジノの本人確認プロセス同様、身分証明書と住所が確認できる書類の2点を提出します。
次に、ジェットン口座への入金方法。クレジットカード、仮想通貨、即時銀行送金、ジェットオンキャッシュが利用できますが、クレジットカードの場合は3%の手数料がかかります。ジェットオンキャッシュはネット上だけで存在するバーチャルプリペイドカードですが、二度手間となって余計な手間賃がかかるため日本在住者にとって利用価値はほとんどありません。
ジェットオン口座からの出金方法は銀行送金のみとなっています。銀行送金による出金は無料です(ただし受け取り先の金融機関によってはこれを課す場合があります)。
長所と短所:エキスパートによる見解
長所 | 短所 |
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即時決済:ジェットン口座からオンカジアカウントへの入金は即時に完了します。出金に関しては、通常は48時間以内に処理されます。 | 本人確認が必要:日本在住者はすべての機能を利用するために本人確認書類の提出が必要です。 |
手数料が安い:クレジットカードで入金する場合を除き、ほとんど手数料がかかりません。 | 導入しているサイトが少ない:ペイズやベガウォレットほど多くのオンラインギャンブルサイトで採用されているわけではありません。 |
スマホで管理可能:ブラウザでも口座開設と資金管理はできますが、アプリをダウンロードすることでよりスムーズに感知を行うことが可能です。 | プリペイドカード発行不可:ATMから資金が引き出せるJetonカードが一見誰でも使えるように表示されますが、日本在住者は発行することができません。 |
まとめ
手数料の安さが魅力のJeton。ただし導入している日本向けオンラインカジノは多数派ではないため、ベガウォレットと併用しての使用がおすすめです。ちなみに一部のオンカジでは「ジェットオンキャッシュ」のみでの入出金に対応しているものもあります。こちらはバーチャルプリペイドカードで、通常のJeton取引と比べて余計な手数料がかかり二度手間にもなるので利便性はよくありません。